第9銀河星系の中心、惑星アームジァ。
この星に住むTFは皆、“兵器”にトランスフォームする。
それ故、住人のほとんどが傭兵稼業で生計を立てており、そのままデストロンとなる者も少なくない。
むしろ、純粋なサイバトロンの方が希少であるといえる。
そんな惑星アームジァにおいて、サイバトロンのリーダーを務めるパイロは大いなる危機に直面していた。
グランドスカージ討伐に出動し、ボロボロになりながらも生還すれば、
アームジァは暴動を起こしたデストロンによって半壊滅状態にあった。
すぐさま部隊を結成し、暴動鎮圧に乗り出すも、
部隊の面々はみなボロボロ、人数的にも圧倒的に少なく、返り討ちにあう。
最前線に立ち、部隊の退却を促しながら、パイロは最後の賭けに出る。
それは、デストロンの指揮を取るクレンチに1対1の戦いを申し込み、これに勝つこと。
クレンチが敗れれば、デストロン軍は意気消沈するか、あるいは新たなリーダーの座を巡って内紛が起こる。
そのスキをつければ…
意を決し、パイロはデストロン軍の前に仁王立ちした。
「ここより後へは一歩も退けぬ…!」
サイバトロン第9銀河方面軍司令官 パイロ
戦いにおいて、決して弱さを見せないタフガイ。
常に仲間のことを第一に考え、仲間の危機にはどんな状況でも駆けつける。
右肩のミサイルポッドはそのものを発射可能で、遠隔操作でミサイルを発射できる。
「退くことは恥ずべきことではない。だが、私は決して退かぬ。」
パイロの武装は、必要に応じてレスキューツールにもなる。
マジックハンドやハンマーで、瓦礫に埋もれた仲間を助け、
消化剤をミサイルで発射することも可能なのである。
第8銀河星系司令官のサンダークラシュとは
そのスタンスや戦い方の違いからよく比較され、
“風林のサンダークラッシュ”“火山のパイロ”と並び称されている。
パイロのビークルモードはミサイル装甲車。
必要に応じ、ミサイル部には消化剤、2連砲からは消化液…と、
装甲消防車へその用途を切り替えることが可能である。
そのボディは3000度の熱に耐えられる。
今回はファストガンナーをリペってのパイロです。
ワタシはパイロのトイを持ってないんですが、
昨年7月に「パイロのビークルモードとガンナーのビークルモードが似ている」
というネタを友人からいただき、
7ヶ月以上経ってようやくそれを再現できました(笑。
ちなみにやたら存在感のあるミサイルポッドですが、ミサイル発射機能はありません(苦笑。
おまけのヨーロッパ戦線リーダーズ
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