惑星・ブレイン出身のサイバトロン、スターセイバーは、
その行動力や正義感の強さなどから、
”正義の勇者”の二つ名で呼ばれていた。
ある日、いつものように、自分の担当宙域をパトロール中、
禍々しい気を発しながら突き進む、1体のデストロンを発見した。
尋常ではないその威圧感に、危険を察したスターセイバーは、
そのTFの突進をとめるべく、その前へと躍り出た。
スターセイバーの存在を認めたそのTFは、いきなり炎をスターセイバーに向けて放つ。
超高熱のその炎をぎりぎりでかわしたスターセイバーを見たそのTFは、
怒りの咆哮をあげてスターセイバーへと襲い掛かってきた。
獣のような風体のそのTFは、まさに野獣のような動きでスターセイバーを翻弄、
確実に急所めがけて攻撃を繰り出してくる。
それを何とかかわし、受け流すスターセイバー。
野獣のようなTFは、さらに怒りの咆哮をあげ、さらにすばやく、さらに強力な攻撃を繰り出す。
やがて灼熱の炎が、ついにスターセイバーの右足を捕らえた。
「まずい!」とスターセイバーが思った瞬間、
野獣TFは、何かに気付いたかのように、動きを止めた。
やがてスターセイバーを恨めしそうに一瞥すると、その野獣TFは再び突進を始めた。
自分が助かった理由が分からないスターセイバーは、
ぼーぜんと宇宙空間を漂った。
それが、スターセイバーとデスザラス、生涯のライバルとなる者同士の、
初めてのコンタクトであった。
第6銀河方面軍司令官 スターセイバー
”正義の勇者”の異名を持つ、勇敢なる戦士。
戦場では、その二つ名に恥じない戦いっぷりを披露する。
だが戦いのないときは、物静かな青年の一面を見せる。
「我の心に勇気あり!!」
能力、素質、そして性格、どれをとっても”総司令官の器”と言われてているが、
いかんせん彼はまだ若く、
経験が足らない、と言うのが大方の評価となっている。
彼の愛剣・セイバーブレードは、通常時は背中に収納されている。
剣の腕前は、少々荒削りながらも高く、
少なくとも、彼が剣技で遅れをとったのを見たものはいない。
スターセイバーのビークルモードは大型ジェット機。
大気中、宇宙空間を問わずに高速で飛行できる。
武装の貧弱さが戦いにおける運用時の課題点となっている。
というわけで、今回はガルバトロンGをリペってのスターセイバーです。
自分で思ってた以上に”らしく”仕上がったんで、満足してます。
じつはグレートショットを製作後、すぐに取り掛かったリペフォだったんですが、
バイナルSWやビチコンといった、”発作的に”作りたいネタを優先してしまったため、
今回、ようやくの完成となりました。
ライバリ同士を並べてみる。
…いい身長差だ。
いつもならアソコにペタリと貼っちゃうワタシですが、
このネタには続きがあるんで今回はやめとこう。
まぁ、大したネタじゃないんですけども。
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