Vol.136

 

消え行く意思、よみがえる破壊の帝王


別の次元、別の時間軸の宇宙。
ここにも、グランドブラックホールが発生していた。
しかし、その規模は大きくなく、未だ「脅威」とはなっていなかった。
その存在に気付いた惑星ビーコンの科学者・リバースコンボイは、
自ら開発した、ブラックホールのエネルギーを利用した
ブラックホール連結システム」の実験を行うため、
グランドブラックホールへと近づく。
「ただの」ブラックホールではないグランドブラックホールの持つ、
予想以上のエネルギーにより、ブラックホール連結システムが暴走、
それにより発生した時空の亀裂より、
銀色のボディを持った、邪悪なる意思を持つTFが現れた。
「き…貴様はメガトロン!?」
そう、現れた銀色のTFこそ、
デストロンの頂点に君臨する破壊大帝、メガトロンその人であった。
「バカな、貴様は確か行方不明になっていたはず…!」
リバースコンボイがそう言い切るよりも早く、
メガトロンはリバースコンボイとの距離を詰めた。
「その体…ワシがもらうぞ。」
メガトロンがリバースコンボイの耳元でささやく。
ブラックホール連結システムは更なる暴走を始め、
メガトロンとリバースコンボイはグランドブラックホールの中へと消えていった…。

 


破壊大帝 リバースメガトロン
リバースコンボイに憑り付き、そのボディを奪い、生まれ変わったメガトロン。
かつてのメガトロンそのままの性格だが、
たまに現れるリバースコンボイの意思に不愉快な思いをしており、
リバースコンボイの意思を完全消去しようとしているが、なかなかうまくいかない。
それがさらに彼を不愉快にさせている。
「リバースコンボイ?…ククク、知らんなぁ。」


宿敵であるコンボイを倒すべく、「地球」を目指して突き進むリバースメガトロン。
…いま、彼がいる世界が、本来、彼がいるべき世界ではないとも知らずに…。


メガトロンのビークルモードは戦車。
邪魔なものは、それが何であれ破壊して前進する。

 


元技術司令官 ディサペアレンス・リバースコンボイ
メガトロンに体をのっとられ、その意思も徐々にメガトロンに侵食されている。
「自分」を保ち続ける事が今、唯一の望みであり、
そのためにリバースメガトロンが行う悪事の数々を止めることが出来ないことを悔いている。
「まだだ!まだ、私は消えないぞ!!」


ごくまれにメガトロンの意思が緩み、リバースコンボイの意思が表に出れることがある。
そのとき現れるエンブレムを見て、リバースコンボイは愕然とする。
サイバトロンのマークが消えかけ、デストロンのマークが浮かび上がってきているのだ!
このエンブレムが完全に入れ替わったとき、
それは「リバースコンボイ」がこの世界から消え去ることを意味している。

 

つーわけで、巷で大人気(!?)なリバースコンボイを、
リバースメガトロンにリペちゃったよ。
ただ銀に塗るだけじゃ芸が無いんで、
「ウォー・ウィズィン風」
にリデコ(あくまでも”風”ね)。
さらに、10年来の不満であった、「かかと」を追加。

これでポージングに幅が出来ましたのよ。


ちなみにエンブレムは、
設定をふまえてこんなの。
シールにして貼ったんですけど、はがれ防止に貼った透明シールのせいで、
アップに耐えられない状態になってしまったorz

↓おまけの集合写真〜。
10年前はシール処理だったマーキングが、
数年前に出たブラジオンでは塗装に。
時代の流れを感じますな。

 

ブラウザの機能で戻ってください。