Vol.135

 

お前と作ろう、争いのない未来


惑星ネビュロス…地球によく似た惑星である。
地球人とよく似た有機生命体が、地球と似た文明を築き上げていた。
そのネビュロスのある恒星系の第6番惑星の衛星・リバースに、
土星のタイタンにあった古代遺跡とそっくりな遺跡が存在した。
そしてそこにも、巨大なTFが眠っていたのである。

オメガタイタンが目覚め、グランドスカージと合体、
オメガスカージとなったとき、
その巨大TFは光に包まれ、次の瞬間にはその姿を忽然と消していた…

 

オメガスカージの手により、とある荒野の惑星は壊滅状態にあった。
果敢にもオメガスカージに立ち向かっていくサイバトロン傭兵部隊であったが、
パワーの差は歴然で、
オメガスカージを荒野の惑星に引きとどめておくのが精一杯であった。
だがそれも、次第に苦しくなってきていた。
そんな傭兵部隊の前に、突如、5人の戦士が現れた。
「我らはクロスリンクマスター。あの邪神のことは、われわれに任せてもらおう。」
そう言い放った5人は、あっけにとられる傭兵部隊を尻目に、
オメガスカージに立ち向かったのである。

 


クロスリンクマスター攻撃指揮官 クロームドーム
熱血漢なチームの切り込み隊長。
曲がったことがキライで正義感あふれるが、
度が過ぎて暴走しがちなのが玉に瑕。

「猪突猛進?それがオレのいきざまさ!」


クロームドームのビークルモードはパワーカー。
どのような道でも高速で走行できるが、
その性格同様、小回りは利かないようである。

 


クロスリンクマスター光速戦闘員 ブレインストーム
親友・クロームドームとは対照的に冷静沈着で、
的確な射撃で敵を倒していく。
その射撃スピードを見切れるものはいない。

「私の速さは光速に達する。君はついてこられるかな?」


ブレインストームのビークルモードは光速戦闘機。
高速で、かつ優雅に空を舞う。

 


クロスリンクマスター地上攻略員 ハードヘッド
口数が少なく、チーム一の怪力を誇り、
無骨な印象を受けるが、
その心は温和で、生きとし生ける物を愛する。

「降伏してくれ。出来れば君を傷つけたくない。」


ハードヘッドのビークルモードは高速戦車。
中〜長距離射撃が得意で、
主に敵陣への牽制砲撃にその能力を使っている。

 


クロスリンクマスター電子工作員 ハイブロウ
チーム一の頭脳を有し、
司令官フォートレスの補佐を勤める。
ややマッドサイエンティストの気がある。

「私の計算では、99.28%の確立でこの戦いに勝利します。」


ハイブロウのビークルモードはジェットヘリ。
基本的な攻撃能力は低いが、
自身の開発した超兵器を搭載し、出撃することが多い。

 


クロスリンクマスター総司令官 フォートレス
勇猛果敢な戦士で、平和を愛する。
平和主義者で、必要なとき以外は戦いに赴こうとしない。
だが、一度戦場に立てば、デストロンに容赦のない一撃を与える。

「戦いのない、平和な未来を作るのが私の使命だ。」


フォートレスの持つ剣は「マスターソード」と呼ばれ、
フォートレスしか、取り扱うことが出来ない。
その潜在能力はすさまじく、
一振りで惑星を切断することが出来ると言われている。
一説にはプラネットフォースが具象化したもの、と言われているが、
真偽は定かではない。


フォートレスのビークルモードはミサイルタンク。
それゆえにこの姿になることはめったになく、
平和を愛する自分のビークルモードがなぜこの姿なのか、と、
ジレンマに悩むことも多い。

 

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