Vol.127

 

デストロンパワーリンクマスター


惑星エアロにて暴れまわっていたデストロンの兄弟…ハイドラーバスター
彼ら二人の前に、ある日、ブラックザラックが現れる。
ブラックザラックは、圧倒的な力で二人をねじ伏せた後、
二人の持つ秘められし力を解放することを条件に、自分の部下になるように誘う。

力を欲する兄弟はこの誘いを受け、
ブラックザラック部隊に、新たなる闇の使徒が誕生したのである。

 


パワーリンクマスター宇宙航空参謀 ハイドラー
常に冷静沈着で、無駄な動きを嫌うエゴイスト。
必要とあらば兄弟であっても切り捨てる冷酷さを持つ冷血漢である。
ブラックザラックに忠誠を誓うフリをしているが、
いつかその地位を取って代わろうと画策している。
「私の役に立たぬ者は消え去れ!」


ブラックザラックの部下になったと同時に、ハイドラーはゴーグルを着用した。
これは、ブラックザラックに瞳を覗かれることにより、
隠し持った叛意を悟られないようにするためだと思われる。


ハイドラーのビークルモードは高速戦闘機。
超高速での飛行が可能で、そのスピードは惑星エアロにおいても1,2を争う。
その分武装が貧弱で、
彼が弟であるバスターを「使えない」と思いながらも切り捨てないのは、
バスターの攻撃力を戦いにおいて利用しているからに他ならない。

 


パワーリンクマスター宇宙航空兵士 バスター
愚鈍で貪欲、良くも悪くも大雑把な正確な性格。
ハイドラーの弟。
基本的に兄がいないと何もできないほどハイドラーに頼り切っているが、
一旦キレると手に負えないほどに暴れまくる。
「オ、オレ様を馬鹿にしたな?馬鹿にしただろう!?」


バスターの知能指数はおしなべて低いが、
自らの欲望を満たすために、時に驚くほどのひらめきを見せるときがある。
もっとも、そのひらめきのほとんどはハイドラーによって却下されるのだが。


バスターのビークルモードは、重爆撃機。
エネルギー配分を考えずに攻撃を行うため、
戦闘の半ばでエネルギー不足になることがほとんどである。

 


ブラックザラックによって秘められた力を解放された兄弟は、
パワーリンクマスターとして新たに生まれ変わる。
この二人の合体形態は、実に4パターンにもなる。


ビークルモードでの合体形態、ダークウイング
スピード重視の合体形態である。
ハイドラーの意思が優先される。


もうひとつのビークルモードでの合体形態、ドレッドウインド
攻撃力重視の合体形態で、
バスターの意思が優先されるが、ハイドラーの意思も干渉するためか、
エネルギー不足で悩むことはない。


ロボモードでの合体形態、ドレッドウイング・ジェットモード
その名も示すように空中戦が得意で、
ハイドラーの意思が体を操るため、無駄のない動きで敵を葬り去る。


ロボモードでのもう一つの合体形態、ドレッドウイング・キャノンモード
バスターの意思がメイン、ハイドラーの意思がその補佐に回ることで、
強力な破壊力と機敏な動きを得ることに成功している。


ロボモードでの合体時に現れる、「フォースキューブ」と呼ばれるエネルギーの塊。
一説には、プラネットフォースが結晶化したものと言われているが、
その正体は謎に包まれている。

 

というわけで、お約束バリバリな設定で相変わらずの暴走をお見せしている「TFGV」。
今回、この2体がハイドラー&バスター兄弟になったのか?
ですが、
最初はロボマスのスモークスナイパー&ギガントボムをリペろうかとも思ってたんですが、
それじゃあまりにも芸がない。
それなら、ギガントボムに(ビークルモードが)似たウイングセイバーを使えないか?と考えまして。
エアライダーが欠けて合体できなくなったスペリオンを見てて…「そうだ!」と。
早速プラ版とゴムでジョイントパーツを作り、合体させてみると…

うわ、似合うじゃん!!
ということで、この2体をリペることに決定。
ハイドラーとバスターであるなら、当然ビークルモードでも合体せなアカン、
つーことでそれ用にジョイントを増設、
そして完成したのでした。

 

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