Vol.224+

 

キープ・オン・シャイニング!


「「ファイヤーダグオンスーパーモード!!」」
2体が合体した瞬間、そのボディに収まりきらないエネルギーが、
炎の様にゆらめき、全身を被った。
「リンクアップ…した!?」
ブロードサイドが絶句する。
ギガロニアンであるブロードサイドが見上げなければならないほどの巨躯。
「ハッ!でかくなって余計に動きが鈍くなってんだろ!?」
ヘラルドの一人がそういいながらファイヤーダグオンSモードに突っ込んでいく。
だが、その体を被う炎のような揺らめきのエネルギーに触れたとたん、
ヘラルドの体は激しく弾き飛ばされた。
それに追い討ちをかけるように、ファイヤーダグオンの拳がヘラルドに振るわれる。
その拳が届くよりも先に、炎の揺らめきがヘラルドを襲い、
そのヘラルドは軽く数百メートル吹き飛ばされた。
「なんてパワーだ…」
炎の揺らめきに触れないよう、ファイヤーダグオンから距離を置いて見上げる、
地上のサイバトロン戦士たちが皆、口々にそうつぶやいた。


火炎合体戦士 ファイヤーダグオンスーパーモード
ファイヤーダグオンとパワーダグオンがリンクアップした姿。
ギガロニアン同士の合体だけに、その大きさはとてつもない。
熱血正義バカ同士が合体したため、
暑苦しいほどの正義バカな性格となる。
「無限大の未来を描くそのために、傷つく事を恐れはしない!」


その巨大なボディにさえ収まりきらない、
莫大なエネルギーが常に体内からあふれ出しており、
それが体全体を多い、炎のように揺らめいている。
それに触れたものは、激しい衝撃を受け、弾き飛ばされてしまう。
なお、ファイヤーとパワーの兄弟が、なぜこの姿となる力を得たのかは、
現時点でははっきりとしていない。

 

ファイヤーダグオンSモードの能力に、その場にいた誰もがどよめいた。
「面白い…その力、ユニクロン様のために役立ててもらおう!」
レーザークローはそういうと、ファイヤーダグオンに向かおうとする。
だが、それをロードバスターが阻む。
「どこへ行く、まだ“恨み”は晴らしてないぞ!」
「チィッ!」

 


「「うぉぉぉ!」」
自分の力がヘラルドに通じるとわかったファイヤーダグオンは、
その場に残るヘラルドに片っ端から戦いを挑む。
「「俺達の力、思い知ったか!!」」
無双状態のダグオン兄弟の、そんな姿を、
EVACやブロードサイドは、心配そうな目で見つめていた。
「あのパワーは…強力すぎる…!」

 

 

さてさて今回は、いよいよやっちゃいました、“勇者”の登場です。
以前、ドレッドロックで作ろう、と考えた事もあったんですが(そのドレッドロックはオクトーンに)、
今回、ストラスフィアを使ってのファイヤーダグオン、
グラップスーパーモードを使ってのパワーダグオンの製作、
とあいなりました。


ストラスフィアとの比較。
胸部に鳥っぽい意匠を見つけたときは、
「もらったぁ!」
って思いましたよ(笑


グラップスーパーモードとの比較。
SFショベルカーがより現実の建機っぽいカラーリングに…
ツートンの時点でそれはないか(笑


ストラスフィアでファイヤーを作るとして、ではパワーはどうするか?
で、白羽の矢が立ったのがグラップSでした。
グラップのボディを左右に分割可能にして両肩に装着、さらに腰部を胴体に挟む事で、
身長を延ばすようにしました。


なお、パワーの頭部はファイヤーの格納庫に収まっています。

 


ということで本家ファイヤーダグオンとの比較。
相変わらずムチャっぷりがマジパネェッス!(笑

 


パワーダグオン比較。
ロボ時にコクピットが胸部に来ちゃうせいでロボモードの配色がイマイチなのが残念無念。
脚部とか色々配色間違えました、がっかし。


そして、スーパー比較。
…リペフォ“スーパー”ダグオン、
正面から見た画が一番かっこいいのは秘密だ!

 


“勇者”の血統

 

 

ブラウザの機能で戻ってください