Vol.226

 

手のひらの勇気今すぐ、君の元へ届けたい


北米ラボ。
フレア救出作戦開始からおよそ1時間が経とうとしているこの時間、
時差の関係で、この北米ラボは深夜を迎えようとしていた。
そんな北米ラボの作戦司令室には、
このラボで「マスターフォース計画」の被験者となっている少年少女たちがあつまり、
モニターに映し出される救出劇の戦いの映像を食い入るように見つめていた。
「もぅ、まだここにいたの、みんな!」
元気な、それでいて少し怒ったような口調の声が司令室に響く。
入り口に、一人のウーマンTFが立っていた。
「もう時間が遅いんだから、みんな寝なくちゃだめだよ?」
そのウーマンTFは入り口からモニターの前まで移動して、そう言った。
スタリバ、どいてよ!見えないよ!」
「だって気になるじゃない、フレアちゃんの無事な姿見れるまで。」
「そうだよ!気になって眠れないよ!」
少年少女たちが口々に反論する。
「…うう、そりゃ私だって気になるし、見ていたいって気持ちはあるけど…
でも君たちの健康も気になるし…」
スタリバ、と呼ばれたウーマンTFは唇を尖らせながら段々か細くなる声でそう言ったが、
少年少女たちの意識はとっくにモニターに映し出される映像の方へと向いていた。
「あ!また変なヤツが出てきた!!」
一人の少年の叫び声に、このウーマンTFも思わずモニターに視線を向ける。
モニターには、TFとはイメージの異なる金属生命体が映し出されていた。
「なにあいつー!なんかキモいー!」
「なーに、誰が出てきたってEVACさんが倒してくれるよ!」
少年達がそう言いあう中、
ウーマンTFはモニターに映し出される激戦を、心配そうな表情で見つめていた。
「…ね?スタリバも気になるでしょ?フレアちゃんの姿が見えるまで、一緒にここで見ていよう?」
少女がウーマンTFに声をかける。
「…そうだね、気になるもんね…よし、みんなでサイバトロンを応援しよう!」
ウーマンTFがそう言うと、みんなが「おう!」と、声を上げた。
「さすがスタリバ、話がわかるね!」
少女にそういわれ、ウーマンTFは「まあねー」とわざとらしく胸を張る。
「って、私の名前ははスタリバじゃなくてスターリバー!」

 


見習い看護員 スターリバー
つい最近、地球の北米ラボに赴任してきた若きTF。
精神年齢が研究の被験者の少年少女たちと近いため、
友達として、時に“弄られキャラ”として少年少女たちの中に溶け込んでいる。
純粋だがやや天然な性格をしており、
尊敬するミネルバのようになりたい、と日々努力をしているが、
空回りも多いようだ。
争いごとを嫌っており、
仲間や人を助ける事が自分の使命だ、と感じており、
そのため、武器類は一切所持していない。
このラボから外に出る任務が今のところ無い為、
仲間もそれを認めている。
「私の手は、武器を持つ為にあるんじゃない、
仲間を助けるためにあるのよ!…な〜んてね☆」


彼女の名はスターリバーであるが、それは本名ではない。
地球に降り立ち、一番最初に出会った少女に
「お星様の川(天の川の事かと思われる)から降りてきたの?」と声を掛けられ、
仲良くなった経緯からこの名を名乗るようになった。


彼女の首元のリボンは、
その少女に貰ったものであり、
常に身に着けている。
ちなみに彼女の胸元などについているエンブレムは、
彼女の出身惑星・グリッターのエンブレムで、
その惑星の掟により、身に着けている。


スターリバーのビークルモードはフューチャーカー。
基地外へ出る事がほとんどないため、
まだ地球の乗り物をスキャンしていない。

 

 

というわけで、
大変ながらくお待たせしました、というべきか、
久々の更新がこんなネタでごめんなさい、そいうべきか、
ともあれ、今回製作したのは、
「ときめきメモリアル4」のメインヒロイン・星川真希カラーのオリジナルキャラクター、
スターリバーであります。
あぁっ、そこ引かない!
…久しぶりにリペフォを作ろうと思ったものの、
思い浮かんだネタがコレしかなかったんだよ!



というわけで、素体となったアニメイテッドアーシーとの比較。
印象結構異なってると思うんですがどうか。


ボンネットはときメモ4の制服のイメージのカラーリング。
ロボモードの首元のリボンは、
取り外してビークルモード時にはこの位置に取り付けます。


「あなたのハートに、ときめき、ラブ!」


「めもーりあーる!」

 

 

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