「高速移動していた謎の物体が、フレアである可能性が高い」
その報告をトゥラインから得たアムホーンは、
彼が示した座標へと向かう。
そこは、人里離れた森林で、鬱蒼と茂る木々が不気味さをかもしだしている場所だった。
「こんな陰気な場所、デストロンのヤツらも寄りつかねぇぜ。」
アムホーンはそう言いながら、慎重に、あたりを警戒しながら奥へと進んでいく。
全てのセンサーの感度を最大限にまで高め、
ほんのわずかな情報さえ逃すまいと神経を尖らせる…
「!?」
不意に、金属生命体の反応、そして、有機生命体…この大きさは、おそらく人間…の反応を察知した。
「あそこか…」
木々で巧妙に隠されてはいるが、岩肌に洞窟の入り口があるのを確認したアムホーンは、
全センサーをその洞窟に向ける。
TFと思しき金属生命体の反応が5つ。
人間と思しき有機生命体の反応が1つ。
「間違いないな…さて、どうするか…」
追跡は得意だが、潜入には適していない自分の体を恨めしく思うアムホーンだった。
追跡員 アムホーン
サイバトロン諜報部隊に所属し、現在は地球に赴任している。
テリトリー意識が強く、
自分が担当する区域に関しては砕身なまでの努力を惜しまないが、
一歩担当区域を出ると、とたんにやる気をなくしてしまう。
また、自分のテリトリーで他人が動く事を嫌い、
そのため、共同作戦などを苦手としている。
「オレが動けるのはここまでだ。後は頼んだぜ。」
その体型から潜入捜査に向かない事を気にしており、
タフネスさには自身があるため、実働部隊への転属もうっすらと考えている。
アムホーンは火器を持っておらず、武器らしい武器といえば、
右肩に搭載したチャージホーンのみである。
しかしその威力は抜群で、
かつて敵に囲まれた時、この武器一つで敵を撃破し、包囲を突破したこともある。
アムホーンはアニマトロスの出身。
トランスフォームしてビーストモードのサイになる。
この形態だと周りが見えなくなり、一心不乱に目的に向かって突進するようになってしまう。
よって、彼がこの形態をとることはあまりない。
チャージホーンはもちろん、このビーストモードでも使用可能。
この武器の威力に突進力が加わり、
とてつもない破壊力を発揮する。
諜報局長ブロードキャストの相棒であるスチールジョーには、
並々ならぬ敬意を抱いており、
諜報部員の心得の教えを請い、師と仰いでいる。
2009年一発目のリペフォは、ご覧の通りサイドス先生をリペフォったアムホーンです。
今回はなんか塗装がやたら綺麗にできて、
こいつぁ春から縁起が良いや、と。
先生との比較。
図らずもなんだかめでたいカンジに?
ちなみに今回は、形成色を変更する事で安易に再現できる、
ような配色を心がけました。
TFGFV的サイバトロン諜報部隊の面々。
近未来にはここにアーシーが加わる、と。
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