Vol.191++
では、いよいよ色付けです。
今回はほとんどが黒、そして紫、ということで、
SDNによる染色を行いたいと思います。
まず赤と青の染料を同量ずつ溶かした溶液に漬け、
紫にしたいパーツを染色。
素材によって染まり方が異なるので、同じ色合いになるように漬ける時間を調整します。
続いて黒いパーツを黒の染料で染色。
※SDNは有毒性です。使用時は注意書きをよく読み、換気をよくして使用しましょう。
また、加熱する必要性があるので、火の元には十分に注意しましょう。
さらに、パーツを漬けたまま火にかけると、パーツのゆがみの原因になるので気をつけましょう。
染色完了。
…が、しかし、今回、黒が思うようにきれいに染まってくれなかった(涙
ということで、仕方なく黒いパーツにセミグロスブラックを吹くことに。
関節等でパーツを貫通することになる軸部をマスキングし、
黒をエアブラシで吹きつけ。
続いて必要部をマスキングの後、
シルバー、さらにパープル(染色したパーツに近い色になるように調合)を吹きます。
塗料が乾いた後、
マスキングを剥がします(この瞬間がたのしいんだ♪)。
全パーツの色づけ終了。
前ページの色づけ前と見比べてみると面白いかも?
ここまで来ると、あとは組み立てのみ!
関節部にシリコングリスを塗布しつつ、パーツを組んでいきます。
ギミックのある部分は、そのギミックが正常に動くのを確認しながらの組み立てになります。
また、素体に使った同じTOYを傍らに置き、
パーツの組み間違えのないように注意しながら作業を進めます。
ピンの打ち込みは、
ラジオペンチや画像にはないですがプライヤーを使って圧入しています。
…無論、ウェスを噛ましたりして傷防止をしています。
ピンをうちこんでしまうと、再び解体するのが面倒くさく、
せっかくの塗装がはげる危険性も高いため、
特に注意して作業をします。
すべてのパーツを組み立て、スカイワープのかんせ〜い!
あとはプリンターでつくったインシグニアシールを貼り付け、
以下、撮影〜画像編集の工程に進んでいきます。
いかがだったでしょうか。
なにか、参考になることがあれば幸いです。
が、あくまでもこれらの工程は「ピスヲ流」ですんで、
苦情・注文は一切受け付けません(笑
※言うまでもないことですが、
TOYの分解や改造、塗装などはあくまでも個人の責任下で行ってください。
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