「フレアを探せ!」
ホイルジャックはフレアがさらわれてすぐ、
地球上のすべてのサイバトロンに通信を送った。
敵の目的がスカージである以上、フレアは取引の材料として使われるはず、だから殺されはしない。
と、スカージをたしなめながら。
東南アジア支部に所属する情報員・ゴールドバックは、ホイルジャックからの通信を受け、すぐさま基地を飛び出した。
フレアって嬢ちゃんはチラッとだが見たことがある。
そのときはまだ小さな赤子だったが。
あのふたりの子供ということで、
ギャラクシーコンボイ総司令官が名付け親になっていた。
サイバトロンのマスコットとして皆にかわいがられている子だ。
その子が謎の敵にさらわれた…とても心配だ。
…しかし、それ以上に今、ゴールドバックの心を痛めているのは、
先日、忽然と音信の途絶えた、親友のK.I.Dのことだ。
昔から任務をサボってあちこちを放浪する癖のあるヤツだったが、
それでも必ず自分には連絡をくれていた。
今回の失踪はいつものとは何かが違う…
言いようのない不安を胸に抑えながら、
ゴールドバックは任務に専念した。
情報員 ゴールドバック
少年っぽさを残してはいるが、その実、かなり優秀な情報員。
話術が得意で、軽口を叩いているようで、
巧みな誘導で情報を割り出しているのだ。
のんびりとした性格も実は…おっと、これは素だった。
「そういう任務はオイラに任せてよ。」
オセアニア支部のK.I.Dとは、
セイバートロンの育成機関で同期になって以来の親友同士で、
お互いにその実力を認め合っている。
ゴールドバックの武器はジェットボーガン。
中央からアロー状の光弾を発射するほか、
両脇のドラムガトリングからも強力な光弾を発射できる。
ゴールドバックのビークルモード。
名前の由来にもなっているボディカラーの金は、
一見情報員という任務にふさわしくないように思われるが、
「あんな派手な車がまさか」という、相手の心理の裏をかいており、
意外と気付かれないものなのである。
ジェットボーガンが変形した水上スキー。
独立思考モジュールとして、単独で行動、
情報収集を行える。
水上スキーをゴールドバックが牽引することもできる。
祝、ヘケヘケ発売!
つーわけで、今回は作りかけのブツを放置して、
ヘケヘケバンブルを使ってゴールドバックを製作しましたよ。
何気に変形パターンとか、バンブル以上にゴールドバックに近いのよね、
ヘケヘケバンブル。
ヘケヘケ、そしてクラシックのバンビーとの比較。
キャンディ塗装がまぶしいぜ!(笑
ボンネットの金メッキも、ゴールドバックカラーなら浮かないでしょ!?
「今度からオイラのことはゴールドバックって呼んでね。」
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