Vol.175

 

ブラザー


宇宙消滅の危機から、地球時間で20余年。
デストロン」という組織は事実上消滅していたが、
宇宙中に散らばった「はぐれデストロン」が度々騒動を引き起こしていた。
それ以外は平和な日々が続いており、
サイバトロン軍総司令官であるギャラクシーコンボイ指揮の下、
スペースブリッジ計画」も着々と進行していた。

そんなある日、サイバトロン本部に衝撃的なニュースが入ってきた。
惑星アニマトロスにて、元フレイムコンボイことスカージが何者かに襲われ重傷、
というのだ。
今でこそアニマトロスのリーダーの座を譲ったとはいえ、
剛の者で知られるスカージを、一体何者が…?
すぐさまサイバトロン医療チームラチェットが派遣された。

「これはひどい…」
ラチェットがつぶやいた。
スカージはビーストモードの状態で横たわっていたが、
その息は絶え絶えで、
生きているのが不思議なくらいの怪我を負っていた。
「治るのか!?」
ファングウルフが心配を隠せない様子で聞いてくる。
「治してみせる…!」
静かに、しかし力強くラチェットはうなずいた。


医療技術者 ラチェット
サイバトロン医療チームに所属し、
戦いで傷ついた仲間たちの治療に日夜走り回っている。
その知識・能力はとても高く、
あらゆる機械生命体の治療をすることが出来る、
ともいわれている。
今は目下、有機生命体の医療の研究をするため、
地球で勤務をしている。
「治らない傷はない、だから私は治療するのだ。」


その性格は堅物でガンコ者。
少々融通が利かない部分があるが、
それはあくまで患者を前にしたときのみで、
本来は気さくな性格をしている。
…少々、“おっさんくさい”のが玉に瑕だが。


右腕のエネルゴン・トーチは、さまざまな形状に変形可能で、
これだけでいろいろな治療が可能となっている。
また、敵と戦うような状況になった際は、
写真のような斧状にして武器としても使用できる。


ラチェットのビークルモードはレスキュー車。
患者をルーフに乗せて戦場を駆け抜けることもある。

 

 

というわけで、「TFGFV」、新章スタートです。
とはいっても、やることは今までとはかわりませんがー(苦笑。
第1弾は、ごらんのとおりMOVEからのチョイスとなりました。
ホントは製作中の別キャラがいたんですが、
MOVEラチェを非常に気に入っちゃったんでこうなりました。
最初はG1カラーに塗るつもりでの2体目購入だったんですけど、
本家の方で出ると知って、マイ伝ラチェットカラーに予定変更したのでした。
結果、これでよかったかも〜。


ちなみに今回、
「形成色の配置は変えない」をテーマに色を塗ってまして、
緑のパーツ→白に
黄緑のパーツ→青に
となってます。
まぁ、つまりは「トイのカラーバリエーション案のひとつ」的な感じでね。
頭部をリデコってないのもそんな理由からです。
別に面倒くさかったから、とかじゃないぞ!ホントだぞ!


マイ伝ラチェと並べてみると、
やっぱクリアパーツが赤ならなぁ、と思ってしまう。
だもんでやっつけデジバッシュ↓


より「らしく」なったかのぅ?

 

 

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